※小夜啼吸血鬼譚の最近上げた6.翳までのネタバレ的な内容が含まれる
記事タイトルがややこしいですね、簡単に言うと昨日と逆
ささげはとにかく運命的にさつきのことが好きで外見性別年齢問わずどんなさつきであっても好きになってたと思う
魂単位で好きというかなんというか
そもそも一目惚れだしね、さつきには知られてない(はず)だけど
さつきからはずっと一緒にいるうちに恋愛感情になったと思われてるのかなー
いやでも、昔から接し方の距離感がバグってたのでもしかしたらはじめからと思われている可能性もあるか…あるな…
こいつの場合どんなさつきも好きだよ〜っていう雑なくらいの寛容さのせいでどうにもよくわからない
ただまあ、現在のさつきが1番いいねっていうふうには基本思っているはず
虫も殺せず花も踏まない優しい子→かわいいね
邪魔者は即座に消し去り、花は摘み取ってプレゼントする→かわいいね
っていう感じだから…
長命種族で上位的存在の宿命とも言えるんですが、尊重して好いている中にも見くびっているところはかなりある気がします
それが結果的におおらかさ・優しさにもなってるともいう
自分の血を分けてつよつよ眷属にしてなお、口では「今はもう鎖月に敵わないよ〜」と言っていても、無意識に自分のほうが強大な存在だと知っているんですねー
実際身体的にはそうであるかもしれないですが、精神的にはさつきのほうが強度が高いと思います
ただ、これも無意識的に見くびっているささげは気づいていないかもしれない
いつまでも小さな子供のように見てしまっているんですかね〜?
人外から見ればある意味そうだし…
だからこそ自分を守ろうとすることとか組敷かれることとかにときめいているかもしれない
自分の感情に非常に鈍感であるゆえに結果的に出力される言葉が「かわいい」なのか、あるいは見くびっているから「(背伸びしてて)かわいい」なのか、それは判別が難しいんですけどねー
罪の意識を覚えるようになってもそれが働くのはほとんどさつき限定なので相変わらず倫理観は歪です
だからさつきを変えてしまったことに罪悪感を覚えても、無関係の人が死ぬことにはそれほどで、いずれは「私にだけ優しい鎖月も悪くないね」くらいになるんじゃないでしょうか
こうやって両方の倫理観が死んでしまったので積極的に出向いて危害を加えるほどでなくとも(ヒトにとって)害悪な人外になっちゃった!
二人にとってはどこまでも純愛でもはたから見れば恐ろしい化け物にほだされて同じものに成り果てた愚かな人の子かもしれない
でもいくら蔑まれようと笑われようとそれで幸せなんだからそれが1番!
おしまい