今いるのが本当に現在なのかわからなくなるときがある
本当の自分は2007年くらいに当時住んでいた家でFLASHが衰退しニコニコ動画が台頭しだした頃でPCつけっぱなしで寝落ちて、ろくでもない未来を夢に見ているだけなんじゃないかという気がする
そうしたら、たくさんの沈んでしまってもう二度と戻ってこないものがまだある世界なのに
懐古厨だと笑われるだろうか、だとしても失われたものこそまばゆく見えるのは仕方のないこと
昔の凝ったギミックがあったり隠しページがあったり運営者の生活を感じられたり、はたまた目的のわからない不気味なサイトであったりそういうの全部が懐かしく思えてならないんですよ
あの人たちはどこへ行ってしまったんだろう
ニッチな性癖に刺さるMODも、不運にも検索ワードにかかり知らずに読んだ版権のBL小説も、記憶に残っているグロテスクなフラッシュも、友の帰りを待ち続けて長く遊んだMMORPGも の原型の自キャラも、もうどこにも存在しないんです
存在しないのが現実なんでしょうか?
もうなくなってしまったことを覚えていられるうちはいいですがなくなったことすら忘れてしまったら、そうしたら本当にどこにもなかったことになるんでしょうか