サユリを配信で見てから次は劇場でホラー映画を見に行きたいと思っていたので行ってきた
映画館は夏休みなのもあり鬼滅の映画を見に来たであろうキッズでいっぱいだった
発券しないでもメールのQRコードだけで入場できるようになってるのに戸惑いつつ禍々しい特典をもらう
予約で席を取ったときよりは思ったより見る人いるな〜という印象
本編が始まる前の予告編は3割増しくらいで面白そうに見える気がする
ホラーの脅かしがくると反射的に笑ってしまって、VRゴーグルつけてるときも自分の無意識の笑い声に引いたことを始まってから急に思い出す
結果的にスクリーンの前でニタニタする程度に留められてよかった
以下感想ネタバレ要素が含まれる
はじめのエレベーターのサブリミナル心霊現象からニッコリ
アナログホラー的不気味映像の福袋のような感じで
古い映像の当時の空気感の再現度がやたら高い
ニコニコ動画(ニコ生で配信されたという体の映像)のコメントの感じも違和感なし
見ると死ぬ動画も昔ニコニコで見た不快な感じの音楽と様々なショッキング映像の組み合わせで本当にあったなーという感じ
1番良かったシーンはニコニコ動画の首つり屋敷
縄が大量にぶら下がり壁一面に例の御札の絵面が本当に気味悪く、入ってはいけない場所に来てしまったなと思わせる
ノロイやオカルトの森へようこそでも、そういう怪異に当てられた人間の狂いが特に好きだったのでうれしい
机の周りに猿のおもちゃがあって、映画の始まる前の予告が流れるところで洋画ホラーで猿のおもちゃメインの映画があったのを思い出してしまい笑った
ダムのトンネルで赤女と子供に挟まれたところは轢けー!と思ったのでやってくれてよかった
物理が効く霊
近年流行りの祠破壊もええぞ!
ましら様はビジュアルがカルトに出てた怪異的ビジュアル
原作(カクヨム連載版)ではましら様は違法転載アダルト動画のコメ欄に出没してたり赤女と了のほうが危険では?な印象だったりしたのが異界の神的なより格の高い存在感がある
カンノミホの子供として戻ってきたやつもましら様的ビジュアルの感じだからまあ本物の子供ではないよね
はじめの友人を探していますのカンノミホはデコの傷的に雑誌の前任者じゃなくて小沢くんを探しているほうか
小沢を探しているという体で呪いを拡散してさらなる餌をおびき寄せている?
前半部分は文句なしの怖さ、終盤は白石監督のホラーが好きじゃない人にはオススメできないかなあ
個人的には近年アツいホラー要素が大いに含まれていて白石監督のホラーが好きな方なので良作だった
エンドロールに流れてる椎名林檎の歌も良くて、劇場を出てから虚脱感にしばらく支配されていた
特典の話とパンフレットはまだ読んでないので原作を読み返してゆっくり読もうと思います
エンドロールが終わって立ち上がったとき、後ろから「おーい」が聞こえたのはなんだったんだろうなあ
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