剥がれてしまった

過去の絵を見返していたらそこそこマシなラインの絵もうわきつになっていてその頃の感覚が剥離してしまったのを感じる
言いたいのは乖離じゃなくて剥離

死んだ自分の抜け殻を見ているようなもん
結局過去の自分なんて抜けた髪とか切った爪みたいなもんなんだからそうなるのは当然なんだけど、かつて自分にあった感覚が損なわれていくことにいくらか悲しみを覚える
昔より絵がうまくなったなあみたいな感情以上にも今よりも多少は楽しかった時期があったことに対しての未練がましさ
良し悪しよりも非左右対称が描けなくなったことのほうが大きいかもしれない

それよりもこのキャラが定着したのはいつから?何がきっかけ?いつできたんだっけ?っていうのが思い出せなくなってて…
数年前に自分が何してたのか記憶がなくなりつつある

カスタムブラシでごん太線画から脱せるようになったのくらいかな最近の良いところは
ブラシの最大最小のサイズの幅を狭めれば線画向けと塗り向けが分けやすくなることにようやく気がつきました

そんなのが良いところだなんて笑ってくださいおしまい